母が青ざめたダメンズ線

こどもの手相は変わる。

対人関係や環境や経験によってかわる。

まぁ、大人も変わるけど、子供ほどはっきりガラッとは変わりづらい。

みやこさんの話。

進路を決めるときなどで深くこの子の手相を見ていたので、この子の人生設計や進路の流れは、頭の中でだいたい見えていた。

なのに、久しぶりに手を見た時に、思わず二度見してひっくり返りそうになった。

なんじゃこのダメンズ線は!!!!

激怒!!!!母、激怒である。

 

だって、それまでは順風満帆な「お似合いの王子さまと結婚するルート」を勝手に思い描いていたのだ。

 

​確かに結婚は28歳でするらしい。そこはいい。

問題は、その手前だ。

 

そこに至るまでの数年間がビックリするほどの・・・なんて言っていいのだろう。ダメ男?ダメンズ?クソ野郎?クソなの?え?もしかして💩?

 

​「そんな男と付き合って、しかも別れるのも一苦労する」という、母の胃に穴が開きそうな線がくっきり刻まれていた。

​「え? こんな線、昔はなかったよね!? いつから出てきたの?? 多分、高校に入ってからか……?」

 

これがまぁ、結構長期に渡って御縁があるようで、いくら彼氏とはいえ、母は素直に喜べないでいる。

これは一大事だ!

早急にダメ男にホイホイ行かないように教育せねばならん!!!

 

というわけで、私は決意した。

「街の怪しい詐欺師に甘い言葉を囁かれる前に、母が先に毎日のように刷り込みを囁かなければならない!!!」と。

​いつかどこかのチャラい男に

 

「君かわうぃーね🤟」と囁かれても、「は?知ってますが何か。」と咄嗟に返事が出来るまで囁き続けようと思う。

 

「ねぇ、今まで黙ってたけど、あなたは相当可愛いって知ってた??

全国レベルで言うとね、上の中。」

だから、自信もってよ!!!

と言い、ことある事に「今のその顔、可愛い♡」と、何かにつけて可愛いを連呼している。

 

ダメ男と縁がないのが1番だが、もうこうなったら仕方がない。

 

かといって、娘の恋愛を片っ端から否定してコソコソ付き合われるのも困る。それはそれで、もっとタチが悪い。

 

付き合ったとて、一日でも早く我に返りますように、祈っております。

とはいえ、あまりうるさく言いすぎるとすぐ反発されるので、ここは大人の知恵と、親としての底なしの忍耐力が問われるところだ。

思春期のこどもの手相は日々変わっていくし、変えられる。

手相を書き換えるのは、当の本人と、口うるさい母の根気だけかもしれません。

 

今日も「可愛い🩷可愛い🩷」と念仏のように唱え続けてます。

 

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