個人差が大きいイヤイヤ期。まぁ反抗期と同じか。
我が家は、イヤイヤ期があったのは息子たちだけでした。
特にひどかったのがひーくん。
3歳だったかな?朝、おはようと起こしに行ったら、「いや」って言われた。
朝から!!!ひと言目がこれ!!!!
これはもうね、立派なイヤイヤ期!!!
むしろイヤイヤだけ言いたい期!!
とイヤイヤ期真っ只中の早朝に悟りまして、イライラしていたイヤイヤ期の残りを穏便に過ごすことができました。
言いたいだけなんだなと。
それまではイヤにもちゃんと理由があるんだと思って丁寧に話を聞いて、思うようにさせてやろうと思っていた。
ただ子供なので、嫌に対する立派な理由はなく、靴下は仮面ライダーがよかった!とか、
今日はパンが良かった、とか、自分でトースターのダイヤルをまわしたかったなどなど、その程度。
本人がなんで自分がイヤって言ったのかわからなくなっていたことも垣間見えた。それだけずっとイヤイヤ言ってて口癖のようなものです。
基本は自分がやりたかった!!!!と強く思うことがあるんだろうが、中にはそうでもないのに言ってしまったというものもあるが、引くに引けないためそのまま押し通す、という場面も見受けられる。
それが通り過ぎるとうちは全くの無頓着な子になり、今では服もまだ私が選んでいるのだが、そうじゃない日は赤いTシャツを着て赤いズボンを履いていたりする。
ミニカズレーザーの出来上がりである。
それに赤い帽子と赤いリュックを背負い、とんでもない格好で遊びに行こうとする。
あのイヤイヤ期は何だったのか。
一方でりゅうちゃんの場合、イヤイヤ期というよりちゃんと意志がある、と見受けられる。
なので、これは自分でする?あれも自分でする?と「やりたかった!!!」と子にキレられることなく先回りする。
母もイヤイヤ期には慣れたという理由もある。
でもその後は服や靴、身につけるものは全て自分で選ばないと気がすまないこだわり男になってしまった。
服はお気に入りのものしか着ない。
でも真夏の今、服なんて夜に洗濯機まわして干したら、朝には乾いてる。
するとどうでしょう。お気に入りの服が永遠に着られるのです。
毎日同じ服である。
あら?あの子またあの服?洗濯してもらってないんじゃないの?あの服しか持ってないの?大丈夫?育児放棄?
と思われるからやめてと言うのだが、子供にこんな事わかるはずもなく、乾いた服を隠していくという暴挙にでる母。
日曜日になったらリセットするという仕組みを作る。
今はこれでなんとか落ち着いている。
こうやって振り返ると、二人への対応は似ているようで、実はスタンスがまるで違う。
ひーくんには、主導権を渡していた。
どうしたい?どうする?こうする?ああする?
最初は本人の気持ちを聞くところから入っていた。
「あなたが決めていいよ」というスタンスだ。
りゅうちゃんには、選ばせてあげていた。
AとBどっち?
主導権はこっちが握ったまま、選択肢だけ渡す。
忙しい中でもわざわざ選ばせてやってるんだぞ、という母の偉大なる優しさの上に成り立つスタンスである。
同じ「聞く」でも、主導権をどっちが持っているかが全然違う。
ひーくんの「いや」が理由のない口癖になっていったのは、もしかしたら主導権を丸ごと渡しすぎたせいかもしれないし、りゅうちゃんが今もこだわりを発揮しながら比較的スムーズなのは、選択肢という範囲の中で自分の意志を出せていたからかもしれない。
正解はわからない。
ただ、「主導権を渡す」のと「選択肢を渡す」のは似ているようで全く別物だ、ということ。
もし今イヤイヤ期の真っ只中にいて、疲弊している人がいたら、「聞いてあげてる」つもりが、実は主導権ごと明け渡してしまっていないか、一度振り返ってみるのもいいかもしれない。
どうしたいの?と目線を合わせてしゃがむのではなく、Aか?Bか?選ばせてやるぞ?と上からニコニコしながら見下ろすことである。

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