心配すべきはその子!じゃない場合のお話


手相鑑定でよく聞くのが、
「上の子はしっかりしてるけど、下がねぇ…」とか、
「上は病弱で心配なのよ」といった声。

親には、子どもの“心配順”があるようです。

実際、鑑定でもこういう場面によく出会います。

「下の子の手を見てほしいんです、ちょっと心配で」と言われて、いざ見てみると、下の子の手相は驚くほど落ち着いていて、むしろ横で退屈そうにしている上の子の手の方に、しんどさがびっしり出ている。そういうことが、本当によくあります。

親御さんに「実は上のお子さんの方が今、しんどいと思いますよ」と伝えると、たいてい「え?あの子が?」と驚かれる。上の子はいつも通り、笑って、しっかりしてるように見えるから。

面白いことに、親の思いと現実は、全部逆だったりします。

心配している子ほど、特に問題がなかったりする。
「上はしっかりしてるから安心だけど、下がもう進路も決まらなくて、優柔不断で…」

──でも実は、上のお子さんは早くに決めた進路から横道にそれていたり。
ちょっと心配なお友達とつるんでいたり。

「上が病弱で心配。下は強いから大丈夫」
──でも下の子のメンタル、ボロボロですよ?え、小学校低学年?ちょっとこれはもう爆発寸前です。

こういう例、実はとても多いんです。
親は、ふわっとした印象で見てしまっていることが多いらしい。

もちろん、体が弱い子は心配です。
けれど、「心配しなくていい子」なんて、本当はいないんです。

この子にはこの子の心配がある。
あの子にはあの子の心配がある。

「この子は大丈夫」と決めつけることなく、
それぞれに気を向けて、想いを送る。
そうやって、『全員に気を行き渡らせる』ことがとても大事だと思っています。

母の「氣」は、色々な形に変わります。

何も言わなくても、じっと見ているだけで子供の異変に気づく「目」になったり。

ふと肩に触れたり、頭を撫でたりするだけの「手」になったり。

言葉ひとつで、しんどい時にすっと効いてくる「薬」になったり。

時には背中を押してくれる力になり、時には「ここでやめておこう」とブレーキをかけてくれる力にもなる。

気は、溜めて一気にぶつけるものではありません。

かめはめ波じゃないんだから。

「さあ!この子に全集中!」みたいなことは、しなくていい。

ただ、純粋に思う。
その子のことを想うだけで、気はちゃんと届いています。

子どもはよく見てるし、よく感じています。
だからこそ、目の前の行動や言葉だけで判断せず、どの子のことも、丁寧に見ていけたらいいですね。

あなどるなかれ。あなどるなかれ。
氣の力って、すごいんですよ。

ではまたね。

 

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